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新SX300スーパーTTS-Ⅲ(極+α)

SX300シリーズ(2022)TTS-Ⅲは通常よりスウィングウェイトを3〜4kg:㎠UPしたTTS-Ⅲ+αをお薦めしております。
それは低静的バランスに仕上がる今期モデルの特徴への対策です。

当初通常のTTS-Ⅲに仕上げたマイラケット用の新SX300は全くダメでした。
球出しにすら使えず、しばらく触りたくなくて放置していました。
それが今や、スーパーTTS-Ⅲと呼んでも良さそうなそれは、TennisTopiaSpec史上最高の出来だと思うに至っております。

スーパーな所以は‥
スウィングウェイトだけならTTS-Ⅳを超えているからです。
通常より+9kg:㎠です。

この9kg:㎠には「プラズマピュア118を張りたいから」が含まれます。
でもその要素はせいぜい3〜4kg:㎠。
残りの5〜6kg:㎠がスーパーな部分です。

こう書くと疑問が湧くかもしれません。
新SX300はそんなハイスペックにしなければならない厄介者??
反対にそんな極高スウィングウェイトにしても使いこなせる優れものだと思ってください。
ただそこまでハイスペックが心配な方にはTTS-Ⅱ+強αもお薦めです。

傑作誕生の勝因は‥
吊るしのグリップ内蔵ウェイトの仕込まれ方を経験的に分析した論理的要素です。
低静的バランス症候群解消のために根気強く試行錯誤を繰り返した感覚的要素です。

ただしこの逸品には伏兵が居ます。
今作のSX300.のスウィングウェイトが、前作で上げ過ぎた反省から下げてきたことです。
そのため相応しい元スペックの個体をゲットするのに四苦八苦しています。
相応しい元スペックを求めて、先日G2,G3各20本発注し本日入荷しました。
相応しい個体がある時だけの幸運を引き寄せてください。

ここで疑問が湧きませんか?
SX300ツアーTTS-Ⅲ+αはどうなのよ?って。

実はSX300.以上に調整に苦労しました。
この二機種工場が違います。
グリップ部に仕込まれている鉄材の形状も位置も全く異なります。
レザーを巻くための両面テープまで、紙台紙とフィルムの違いがあります。

何度も手を入れて、TennisTopiaSpecの平均点は上回るようになったものの、どうしてもSX300には届きませんでした。

それは私の舌が肥えているからですが。
お客様には新SX300ツアーTTS-Ⅲ+αは高評価を頂戴しており、リピートも多数頂戴しております。

しかし両者の優劣を愛弟子は敏感に感じ取ったのでしょうね。
長い間天秤にかけておりましたが、先日私のと寸分たがわないSX300+極αを購入しました。

一点だけ違いがあります。
マイラケットがプラズマピュア118 48ポンドですが、飛び過ぎるとのことで50ポンドにしたことです。
購入直後は硬いとこぼしておりましたが、最近の陽気でそれが馴染んできたようです。
2本目を48と迷いつつ50ポンドに決めました。

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この記事を書いた人

代表のアバター 代表 テニストピア

ジュニア指導者とチューンナップ職人の二足のワラジを履く者です。

このブログは相乗効果でそれぞれの道を極めてきた道標です。

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