私はテニストピア同士のチームでないダブルスには原則として同行しません。
チーム双方のダブルスのための技を磨いてこその戦略です。
普段からそして当日も戦略に関われないなら、同行に掛けるお金はレッスンに回して頂く方が良いと思うからです。
しかし池村杯の反甫・堀場選手のダブルスには同行を提案しました。
反甫家から『是非に!』でした。
提案動機はこのブログです。
私の書いたダブルスパートナー募集の記事で実現したチームでしたので、少なくとも入賞できれば優勝してもらう責務があります。
であれば一度は観ておく必要がありました。
このカテゴリーのダブルスの勝敗はコンビネーションプレーとはほぼ無縁です。
優先順に、個人のサーブの品質,個人のレシーブの品質,個人のスマッシュの品質,個人のボレーの品質で勝敗が決まります。
英翔について、いっぱい収集しました。
特に今日の英翔のサーブはダメでした。
高難度の数種類のサーブを身につけているのに、安全策を採ったらしく、同年代の平均点以下のサーブに終わりました。
ネットプレーは高難度技は随所に発揮しましたが、一つ二つは愚かなミスでした。
ダブルスは一つのネットプレーミスでも流れを変えるので、それは要注意課題としました。
私が他のチームの選手とのダブルスに同行したくない理由がもう一つあります。
チーム双方の改善に手を尽くせないことです、
パートナーのテニスに言及することは御法度です。
個人レッスンを伴わない一言二言なんぞ無意味ですから。
無意味だけならやっても良いでしょう。
しかし、ホームコーチの頭越しの小指導なんぞ、百害あって一利無しです!
ここでその反面教師の一例を挙げておきます。
愛弟子がオーストラリア3ケ月の短期留学で、ホームコーチが築いたものをメチャクチャにされました。
行きたいと言い出した時からある程度は想定していましたが「そこまでいじるか!」でした。
日本のホームコーチを軽視したからこその行為でしょうね。
私はその「一過性コーチ」のことを、いじり倒す愚行だけでなく、根本的な指導力の劣悪さも含めて、百倍返しで心の底から軽蔑しております。
なお、短期間の個人レッスンで劣化の修復に成功したことは申し添えておきます。