菜那子の大阪冬季Jr.単予選と、みなみ, 萌百子の関西サーキットが重なりました。
私は後者に同行しました。
菜那子は危なげなく6-0, 6-2, 6-2でUPしました。
やってきたことを発揮すれば越せるハードルでした。
周囲は心配していたので、ホッとしていることでしょう。
みなみ, 萌百子は初没でしたが、最後は笑顔です。
その訳は練習マッチの三勝でした。
共通の課題に失敗した敗戦の反省を果たして、自信満々で終えました。
その課題の一つがリターンです。
アガシに”世界一のリターナー”の称号を与えたタイプ。
それは「言うは易く行うは難し」「行えば凄く行うは難し」の代物です。
私は生徒との試合で完璧に手本を見せられないものは教えない主義です。
しかし、30年近く前にコレを学び、自らモノにするまで2年かかりましたから。
日本でも当時見当たらず、その後も徐々にしか増えていませんから。
15年前、森美紀を全日本Jr.U16複優勝に導いた要因にもコレからのリターンダッシュがありました。
小1で参戦した安鳩方には11年間、叱咤激励賛美を駆使して取り組ませました。
将来世界で戦うのに、体の小さい日本人には必須アイテムと位置づけて。
しかし今日の練習マッチに限れば
萌百子は18歳の安鳩方をも超越して完璧に、みなみも十分に、使いこなしました。
みなみのトピア打ち?サーブは、エース級の尻上がり的量産から見て本物化でしょう。
同行の価値高き一日でした。