私は大会会場のセンターストラップの緩みに敏感です。
身内の試合でなくても、見つけてはロービングさんに伝えます。
しかし、伝えたときの決まり文句には、いつもガッカリします。
『後で見ておきますね〜』
はぁっ! 『後で』ってなに?
なんで、わざわざ『後で』をつけるの?
そして、見事な有言実行が続きます。
わざと数分置いてから、コートに入場されます。
それは、たった1ポイントが明暗を分けるかも知れないと、ハラハラしながら他人の試合を観ている私の気持ちを逆なでします。
このシーンが毎回繰り返されるのが全小関西予選。
長浜ドームは緩み倒しますからね。
でも他の大会のロービングさんも、ハンコをついたように同じです。
プライド高いですね! ロービングさんて。
指摘されたら、すぐに確かめに行くべきではないてすか?
そんなにバツが悪いですか?
ロービングたる自分が気づかなかったことを、観客に指摘されるのが。
それよりひどいシーンが先日の池村杯でありました。
『締めてもすぐに緩んじゃうんです。』
『後で見ておきますね〜』
やはり数分置いて、締めに行かれましたが、緩みの分析だけは的確でした。
そのコートは、すぐに軟式ネット化していました。
その試合、バンド(白帯)当て合戦でした。
私も、そこで大人のずるさが台頭します。
再指摘が馬鹿らしてく見て見ぬふりを決め込みました。
次に身内の試合がそのコートに決まってから、本部席に再指摘しました。
すぐに緩むことを認識済みの言葉が、複数役員の合唱で返ってきました。
すぐ緩むことを認識しているなら、よりチェックの充実を要すると思いますが。
確信犯的な放置の実態を、その合唱から悟りました。
その事件の後ですから、私の苛立ちはエスカレートしていました。
池村杯の日程とコート選定の異常さを指摘するのに、私は暴言を吐きました。
『大阪協会は関西の敵か?!』と。
試合の邪魔をしてしまった方には、深くお詫び申し上げます。
歳を随分重ねたというのに、まだまだ青二才です。
その青二才ぶりを塗り固めるように、blogにまで書いているのはなんで?
ネットの不備を放置する、役員さんのジュニア大会を軽く見る姿勢。
関西と全日本のデコターフの間に人工芝をはめる大阪。
他府県からデコターフに調整に来ている日に、人工芝でSF,Fを戦わせる大阪。
「気に入らなければ出なければ良い」の大会責任者の開き直り。
それらの共通部分と、人生すら掛けてテニスに取り組むジュニア達の心とのギャップを書いておきたかったので。
ネットの件は、その後、誠意を込めて謝罪してくれた一部の役員さんには、蒸し返すようで心苦しいですが。
私にとって、イケムラは、一番嫌いな名前になりました。
皆さんは、好きですか?