埼玉からの車中でiPadで書いています。
安鳩方の身体はBest4あたりに限界がありました。
安鳩方の30本のアンフォーストフレームショットが撒き散らされたSFは
1st.2-6から2nd.3-0の安鳩方の巻き返しを経て、3-2で突然幕が下りました。
安鳩方は肉離れ再発を懸念してリタイアを選びました。
診て頂いた貴男さんの専属トレーナーには
『リタイアは良い選択だったよ』『足が鉄板を押しているに硬いよ』と言われました。
安全運転の練習で身体を造らずに臨んだ大会のため、致し方ない結末です。
『なので悔いはありません』・・・そんな綺麗ごとは言いません。
安鳩方も私も、去年の「足切り」より悔しいです。
しかし『今年は自分の成長の実感が悔しさの穴を埋めてくれた』と安鳩方は言います。
それは、上の写真の数秒後(QF直後)の安鳩方のつぶやきにうかがえます。 『無気力試合のような力の入らない試合やった』
それは、私の質問『大会を終えて感想は?』への安鳩方の返答にうかがえます。
『2R以外、自分のパフォーマンスの10%位で戦った大会でした。』
いづれもハッタリの大嫌いな安鳩方の言葉故にそうなのでしょう。
それは、電子スコアシートのデータに裏付けされます。
「軸足温存に急開発した逆足着地を多用しつつも4試合で35本エース級を叩いたフラットサーブ」
「ローパフォーマンスながらも4試合で30本レシーブミスを産んだスピンサーブ」
それは私の、惚れ惚れする感想にも裏付けされます。 「ウイナーを量産体制に突入した感の強い片手バック」