新機構のスペック測定器を導入しました。
重量と静的バランスが乗せるだけで同時に測れます。
スウィングウェイトはマウントし直す必要がありますが。
3スペック同時にパネル表示されるのは記録に便利です。
更に3スペックとスウィングウェイトから導く独自指標の数値も表示されます。
左右の重量バランスも測定できます。
静的バランスは1mmずれる場合があります。
厳密に言うと偏心のあるラケットは2mmずれる場合があります。
重量も0.1〜0.4gずれる場合があります。
スウィングウェイトは、ラテスト,プリンスとも異なる数値が出ます。
静的バランスのズレは大勢には影響無しでしょう。
静的バランスは測定板でも主観により1mmずれる場合がありますから。
当店は偏心ラケットを排斥していますから。
重量のズレは複数本の比較においては、同じ測定器で測れば済みます。
絶対値のこの程度の差は許容できます。
スウィングウェイトは測定器依存性が高いため、元々なこととして、問題無しです。
ごれも複数本揃える場合は同じ測定の数値を使えば済みます。
よって、チューンナップにおいてはやはり静的バランスは測定板を使いたいです。
チューンナップ無しのお客様には、このマシンの測定値とラテスト測定値を記録しますから、仕事が一つ減ることになります。
しかしチューンナップのお客様には、作業前と仕上がり後の測定が増えることになります。
チューンナップの有無に関わらず、より良いスペックのラケットを提供するためになることなら、出費は惜しまず取り入れてまいります。