ブレード9818×20V7.0TTS-Ⅲの微調整

先重に感じて抑えが効かず、バックアウトが増えたりスイートスポットが狭く感じるとのことで、トップライトにして操作性を上げたら良いかとの相談をお受けしました。
そこで張り上げたままでの打球テストを承ることになりました。

《持ち感の検証》
確かに持ち感は重いです。
しかしこれはブレード固有の特徴です。
FRP内にウレタンが詰まっているためです。

全体が重いこの構造は少なからずスロート部に持ち感の重さをもたらします。
スペックは309mmと、決して先重ではありませんが。
しかし先重として受け止められるかも知れません。

《打球の検証》
打ってみると、確かにラケットが出て来なくて、振り遅れぎみになりました。
打球も球伸びをあまり感じません。
私はここで低静的バランス症候群の疑いを確信しました。
メールのやり取りで既にピンと来ていましたが。

ひとまず、グリップ中ほどやや下の加重から3g減らしてみました。
これで2mmトップバランスになりました。
しかし持ち感は変わりませんでした。
重量ダウンとトップライト化で相殺されたわけです。
打球も改善はありませんでした。

《改善策の検証》
確信を持って対策案が決まりました。
フェイス上部への追加加重です。

0.7gほどの加重ですが、劇的に球伸びが向上しました。
振り遅れも無くなりました。
振り遅れの原因は決して先重だけではありません。
先軽の場合だってあります。

このような例で、フェイスへの更なる加重を考える人はまず居ないでしょうね。
でも完成度の高いTennisTopiaSpecにおいては、それはありです。
なお、持ち感の改善のためにエンド最端に少し加重しておきました。

最終的には、更に0.2g追加で感動の球伸びをゲットしました。
エンド最端への加重と調和を取る必要が生じたためです。
これを今から見えないように仕込みます。

ある時期から、TennisTopiaSpecにはこのようなパワーアップパーツを同梱しております。
イマイチ球が伸びない、振り遅れや振り急ぎが出る、スウィートエリアが狭い、と感じたらお試しください。
特にマルチや細めのポリを張られる場合には。

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