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極寒時のテンション考察

これは、前の記事に続いて当ジュニアの敗戦の言い訳と取られることを危惧する記事です。
しかし参考になる方も多いとの確信のもとに書きます。

2022/12/18の大阪Jr.冬季大会は、大阪にしては超低気温の4℃でした。
のきなみ上位シードも苦戦したようですが‥
そんな中、当ジュニアの愛美(大阪U15ランキング17位)は、苦戦どころかストロークが全く入らないと言ってよいくらいの惨敗を喫しました。

その要因にストリングとボールの低温の影響があったことに気づいた方はどれほどいたでしょうね。
ストリング,ボールの素材の硬化とボールの低圧化です。

私はその朝10時にレッスンを始めて、あまりの飛ばなさに閉口していました。
この日高石市は11時まで4℃でしたが、私も思いっきり下手にな人になりました。

愛美のように普段58ポンドと高テンションで張っている選手は50ポンド以下の選手とは比較にならない影響を受けたはずです。
95inch²という小さい面ですからなおさらです。

昨日、落ち込んでいる愛美の救済のために、41ポンドへの張り替えを提案しました。
17ポンドダウンは異様であり、躊躇する愛美を尻目に、実験はここまでやらないと評価が鈍るとして私は提案を強行しました。

本日午後6時も4℃の中、それで試合練習をしたところスピンの掛かりも球の深さも極めて良好でした。
試合練習には勝ったのに突然泣き出した愛美にその理由を聞くと、昨日とのギャップに悔しさが込み上げたようです。

ここでの落とし穴はラケット2本体制です。
3本あれば、1本だけエマージェンシー用に低テンションラケットを用意できます。
しかし2本体制の選手は予備として同テンションのラケットを持っていなければならない制約に縛られて、それが出来ません。

英翔の場合もラケット2本体制が、2本とものマルチへの張り替えを余儀なくされました。

ラケット2本体制って、想像以上にビハインドを背負っています。
プレイの幅を広げる別テンション版を持てない上に、常に二本同時張替えを強いらるので、返って金食い虫となります。

そんな二人の教訓を聞いた楽(大阪U11ランキング1位)は、昨日、3本の内1本を低テンションに張り替えることを申し出てきました。
3本を3スペック寸分違わなないTennisTopiaSpecに揃えているからこそできる迅速な対応です。

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この記事を書いた人

代表のアバター 代表 テニストピア

ジュニア指導者とチューンナップ職人の二足のワラジを履く者です。

このブログは相乗効果でそれぞれの道を極めてきた道標です。

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