ラジカルMP(2023)MPTTS-Ⅳのお客様レビューをご本人の承諾のうえご紹介します。
《以下引用》
コート練習で特にストロークとサーブで初めて自分のボールが伸びていると感じることができました。
またエンドキャップを軽量化した状態でもボレーでヘッドの重さは気にならず、少し引き込んで打つとラケットがボールを飛ばしてくれる感覚があり、これまで打ち負けない様に余計なチカラを入れていたことが分かりました。
今回、自身でのスペック調整を繰り返していた時に偶然サイトを拝見し、自分の中に300g以上のラケットを使うという発想がなかったため、不安もありましたが試打テストと微調整も注文可能とのことで興味が勝り、購入させていただきました。
結果として自分の考えだけでは辿り着けない一つの選択肢を教えていただけたと感じています。
この度は加工に関する相談、ご提案等していただきありがとうございました。
《以上引用》
TTS-Ⅲ+αのαは4kg:㎤で承りましたが、最終的には9kg:㎤となりました。
TTS-Ⅳ+αと呼ぶべきスペックです。
なぜそこまでスウィングウェイトをUPすることになったのか??
FRP一体成型ウェイト摘出とストリングです。
摘出はご一任でしたが、迷いどころでした。
不快な重さを生じるリスクを考えて摘出しました。
このように迷うケースでは、αは4kg:㎠では済まない予測が立ちます。
実際、仕上がりの打球テストでは球伸び不足と打感の硬さが顕著でした。
ストリングも軽かったです。
取扱外のストリングで取り寄せたため、予測できなかったことは致し方ないです。
かくして、気に入って頂けて、2本目とレッドテープテープ仕込み直しを承りました。
レッドテープ外貼り状態と同スペックで。
仕上がりの打球テストをした私は、次の提案を持ちかけました。
HEADのエンドキャップのフタにはテニスセンサー対応期から鉄塊が内蔵されています。
そのフタの減量版を用意して、ノーマル版と比べて頂く案です。
快諾を得て、2本の仕上がりを二種類のスペックにて打球テストした結果は、減量版の方が球伸びが少し上でした。
納品後、お客様もそれを気に入って頂けました。
レビューにある『エンドキャップを軽量化』はその意味です。
このように、複数回となることを惜しまず打球テトをご用命頂くことは、良い仕上がりを導くために大変有益です。