05/18に書いた記事の、バーン95CVTTS-Ⅲお買い上げのお客様から早速レビューが届きました。
ご本人の承諾の上、引用させて頂きます。
《以下引用》
その後壁打ち、対人でのテニスを経て、チューンナップの良さを実感しました。
まず基本的なこととして、二本のスペックを揃えていただいたことでラケットを替えた時の違和感がなくなったことが嬉しかったです。
今までは、ガットが切れてもう一本のラケットでプレーを再開した時の微妙な違和感が気持ち悪かったのですが、それが全くありません。
そして、テニストピアスペック化によって私が感じた変化は、ラケットのレベルアップです。
専門的な知識や語彙に乏しいため良さを的確に表現できないのが歯がゆいですが、ラケット自体が『強く逞しくなった』と感じました。
インパクトの際の安定感が素晴らしいです。
重くなったことや、ウェイトのバランスを整えていただいたおかげなのだと思うのですが、ブレが少なくなったために思い切り振り抜いてもブレにくくボールにパワーがしっかり伝わる感じがします。
また、追い込まれた時もコンパクトなスイングであったり、打点を前にして当てて返すだけでも今までよりしっかりと返球できるようになりました。
重くなったはずなのに、スイングの際に重さを感じさせないところもチューンナップの業のおかげなのだと思います。
《以上引用》
5/19の記事既読の方なら、ご存じのはずですが‥
二本の内一本だけウレタン再成型です。
それでも、二本の差が無いわけです。
それにはまず、ウレタンの再成型の技術の高さを要します。
ウレタン再成型の重量バランスって‥
加工に携わった者のみぞ知るですが‥
実にたまたま的です。
たまたまだから、メーカー仕様が15g,15mmもバラツキがあるわけです。
そのたまたま性をテニストピアは極力排除します。
更に、0.1g単位の0mm差、0kg:㎠差の、テニストピア品質の重量バランス調整の手が加えられます。
ここで、二本の究極の一致が成し遂げられるのです
本件の二本は、わずか0.5mmの全長差がありました。
その全長補正が、スペックに及ぼす影響を、チューンナップ作業の各段階の、数十手先を読んで加工します。
ここでご注意頂くこと!
それは、当店ご購入のラケットだからできることです。
元スペックを精査してセレクトすることは、二本揃えの大切な第一歩です。
元スペックに無関与の他店ご購入ラケットに、このご感想のような品質は期待しないでください。
努力はしますが、お約束はできません。
それほどチューンナップって、どこで妥協するかの微妙な世界です。
「妥協」か「成就」を、心の差も左右します。
当店ご購入ラケットは「時給を無視して」があります。
他店ご購入ラケットは「時給内に」があります。
妥協だとしてもテニストピアの妥協は、うんと高い次元にあるはずですが。