プロスタッフ97CV TTS-Ⅱ買増しのお客様から、相談を受けていました。
お悩みは‥
CX2.0 TTS-Ⅱと比べて、振った感じが随分軽い。
スウィートスポットをはずすと押される。
怖くて思い切り振れなくなった。
メールのやり取りは、次の選択肢に終結しました。
①CX2.0 TTS-Ⅱを買い増す
②プロスタッフ97CVをTTS-ⅡからⅢに上げる
私がお薦めした②をお選び頂きました。
その結果を、ご本人の承諾のうえ引用させて頂きます。
《以下引用》
数回使ってみましたが、テニストピアⅡの時とはまったく違い、振り抜きが良くて、力まなくても球が飛んでいくので、びっくりしています。
プロスタッフ97CVTTS-Ⅲは旧CX2.0のⅡよりも重いはずなのに、使っててもまったく重さを感じません。
以前相談させてもらったようにプロスタッフ97CVTTS-Ⅱでスイートスポットが狭い感じがしていた点も改善され、ある程度はずしてもきれいに飛んで行ってくれるので、恐れずに思い切り振ることができます。
お勧めしてもらったようにTTS-Ⅲにスペックアップしてみて良かったです。
《以上引用》
ここに登場するCX2.0 TTS-Ⅱは旧のver.1です。
現行TTS-Ⅱよりフェイス加重は少ないです。
よって静的バランスも低いです。
一方プロスタッフ97CVは現行のTTS-Ⅱver.2です。
スウィングウェイトは高いです。
静的バランスは機種依存性も絡み15mmも高いです。
不思議でしょ!!
TTS-Ⅱ段階でも、TTS-Ⅲ化しても‥
プロスタッフ97CVの方が軽く感じたわけです。
私の持論『ラケットのバランスは数値じゃなく、内蔵ウェイトの位置である!!』の証です。
次にこのお客様の、ある言葉を読み解きましょう。
『振り抜きが良くて』
振り抜きの良いラケットってどんなラケットでしょう?
振り抜きの良いラケットor振り抜きの悪いラケットが、元々存在するわけではありません。
それぞれの方の運動連鎖の仕方に帰属します。
その人にとって相応しい物理的特性があることが大切です。
しかし、それより大切なことがあります。
振り抜く安心感がある。
振り抜くと気持ち良い。
振り抜くと楽しい。
そういうラケットが振り抜きが良いラケットなのです。
そんなラケットに出逢うチューンナップの旅を、テニストピアは強力に支援します。