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G360+ラジカルMP,PRO店長レビュー

G360+ラジカルが新モールドに変わりました。
そしてMPとPROが別モデルに分かれました。

従来このニ機種、他のHEADラケットとは異なり、フェイスも厚みもストリングパターンも同じでした。
違いは二点。
・PROがグリップ部の加重が多い。
・PROがスウィングウェイトが少し高め傾向。

それが今回厚みに差をつけてきました。
・MP 20/23/21 mm
・PRO 20/21.5/21 mm
・旧 20/23/21 mm

共通の進化ポイントは主に三つです。
・縦長を少し丸くした。
・ヨークをトップの背幅を上げて全体的に肉厚を薄くした。
・トップの肉厚を薄くした。

店頭用試打ラケットを打ちました。
《MP》
旧モデルとさほど変わらないと思いきや、弾きもホールド感も随分UPしています。
ボックスのホールド感とウェッジの弾きを高次元で両立しています。
真のオールラウンドモデルと言えます。
カラーもオールラウンドだったら、もっと多数に受け入れられたのにと残念です。
このラケット、ナイロンマルチを張ると一気にホールド感寄りになります。
弾きが心地よいので、私は細めのポリをお薦めします。

《PRO》
薄くなって、しなると思いきや意外に硬いです。
ハードヒットすればしなりを感じますが。
これはMPと比較するからの感想かも知れません。
旧MPって、吊るしは弾きもしないしホールドもしないラケットでした。
打感は新PROが旧MPを後継していると感じます。
フェイス両サイドの厚みの差でここまで違いが出るのかと驚きです。

臨時TennisTopiaSpec化してみました。
ここでもMPとPROの違いは歴然です。
《MP》
TTS-0〜Ⅲと幅広い範囲で秀逸化します。
吊るしは先寄りで打つとガツンとした衝撃が急に襲ってきます。
それが無ければ吊るしでもいけるかなと思うのですが。
TTS-Ⅰ→Ⅱ→Ⅲと順次上げると、スウィートエリアの拡張と球伸びの増大が感動的です。
しかし意外に295kg:㎠のTTS-0がいけるので、重いのが心配な方にはMPTTS-0はお薦めです。

G1化した、ジュニア選手用にチューンナップしたTTS-0

《PRO》
良好なスペック域は意外に狭いです。
TTS-Ⅱ,Ⅲは球伸びが向上しません。
「労多くして益少なし」的です。
しかしTTS-Ⅰはしなりを感じ、球伸びも良好です。
CX200TOURTTS-Ⅲ使用の当ジュニア女子が、PROのTTS-Ⅰを絶賛しておりました。
※検証をもっと加えたら良くなるのかも知れません。


打球テストを承りましたが、これも感動的にグレードアップしていました。


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この記事を書いた人

代表のアバター 代表 テニストピア

ジュニア指導者とチューンナップ職人の二足のワラジを履く者です。

このブログは相乗効果でそれぞれの道を極めてきた道標です。

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